「偽装結婚。」

 

偽装結婚。

気付けば11月、ラリアの気候は最高である。 ハロウィンの夜に小便をちびるような怖い目に遭い、体調不良も続き、夫ポチのアホぶりにそろそろ三行半をと考えていた今日、事件は起きた。

嫌なオーラを発する郵便物が…。 まさかスピード違反…と震えつつ封筒を開けるとラリアの税務署からの手紙が…ラリアの期末は6月30日である。 日本と違ってリーマンでも個人個人タックスリターンの処理をしないといけない。 自分でやってもよいし、税理士に頼んでも良い。 普通、タックスリターンの処理をすると還付金があれば2,3週間以内に口座に戻される。 だが今回ポチの還付金はホールドされている。 ラリアの所得税率って腰が抜けるほど高いんでかなりの額ホールド中。

理由はアジアの中で、オイタをするので有名なあの二ヶ国の片方の国の方々が、夫婦でもないのに、偽装で、カップルを作り上げ、妻の生活を援助したと申請し税金を誤魔化していたのをラリアの税務署が見つけたせいである。

今回、かなりのアジア人の皆さんが、同じアジアのよしみということでタックスをホールドされた。 悲しい現実なのだ。 アジアは全括りなのよ。 G8とか言っても免除は無いのよ。

それは100歩譲ってアジアンとして受け止めよう…って本当は其処でも怒るべきなんだけど、もうアジアン連帯責任には慣れてきたし。

私は来る日を前に税理士さんの指示の元、仕事関係で使ったものについて、領収書や銀行明細等をチェックして、税務署から言われたら即送れるように準備して置いたのさ。

だって早く還付金戻してもらって、定期預金にしたら金利5%なんだもん。

封筒は不穏だったけど、税務署かーはいはい税理士さんにアポ取って、送り返せば良いのよねと思った瞬間目に入った。マリッジサティフィケイト…。

わしらが、偽装結婚だと、今更、妻として永住権渡しておいて偽装結婚だと…。 所得税を納めていた時は何も言わずスルーしていたのに、扶養家族になった途端に偽装結婚ってあーた、あんまりだし。 婚姻証明書ってどうすりゃ良いのよ。 っていうか、先ず税理士さんのところに電話する。 かなりどっちらかった私。 「ああ、そこで引っ掛かりましたか…。 まあそれの手入れの為のホールドですからね。」と冷静な一言。 「総領事館に連絡すれば婚姻証明書取れるはずですよ。」と「書類が全部揃ったら全部見直して送りましょうね期限は?」

と聞かれて固まる…期限11月28日…今日11月8日…だし。

兎に角総領事館に電話すると、「戸籍謄本と証明書の依頼書、パスポートが必要です。全部揃って3営業日には婚姻証明書を発行できますよ。」とって戸籍謄本って日本で取って送って貰わなきゃ駄目じゃん???郵便で最短で7日、最悪で10日以上じゃん。

どうやって期限に間に合わすのさ。 税理士さんは税務署の判断次第で延長が認められたり認められなかったりだから、判断出来ないと言ってたし、却下されたら還付金は扶養手当分容赦なく減らされると。

税務署に電話するわし。 「ポチの妻ですが、ポチの税金がホールドされていて、婚姻証明書を提出しろって手紙が届いたんですが、私達、日本で結婚してますし。取り寄せるのに時間がかかるんです。 28日に書類を間に合わせるのは無理です。」と。

税務署の人は「ポチさんの名前とタックス番号を言ってください。」とさ。

で答えると「ポチさん、あなたの事をauthorizedしてませんから、あなたが何を言っても私は何も出来ません。」と。

「私はポチの妻です。」と言ったら、涙がドバーッと出てきてさ。 「偽装結婚じゃないです絶対に。」って言って号泣する46歳。

「オーストラリアでは妻でも何でもauthorizedされて無いと何の権限も無いんですよ。」と税務署の人。 号泣を続ける私。 「日本では妻になった時から全ての権限が私に来るんです。」と泣きじゃくる46歳。

泣き続けた結果「ポチが電話をしてきたら間違い無く12月29日まで期限を延長するから。」と。

NZに続き、ラリアでも偽装結婚疑惑って、そんなに奇異なのか11歳年上妻ってさ?????アジア人だから???日本人って若い女性好きだから???

アジアのあの二ヶ国のオイタは、全世界が止められないんで仕方ない。

アジアの国でも一線を引かせてるような外交を日本政府に願うしか出来ない迷える46歳。

還付金は何時戻ってくるんだろうか??偽装結婚で移民暮らし続けられるほど、ラリアの世間の風は甘くないし。 生活保護を受けてるんじゃないただ扶養家族手当を申請してこんな目に遭うなんて…哀しすぎる、GST,所得税、固定資産税まで納めているのに…。

英会話スクール・スタッフのひとりごと

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