「美緒のイギリス・ケント通信」
無沙汰いたしております. 浅井先生、嘉子先生お元気でいらっしゃいますか?
住居の契約から始まり、イギリスでの銀行口座の開設、電話やテレビの契約、子供達の学校選び、その他さまざまな手続きがすっかり完了するのに1ヶ月半かかってしまいました.
その後、気が抜けたのと疲れが出たのとで案の定風邪をひいてしまい(豚インフルじゃないですよ)数日寝込みました. すっかり体調が良くなった今、ようやく(本来の私の姿である)気ままな主婦生活を送れるようになりました. おやつにケーキを焼いたり、庭にバラを植えたりして、贅沢はできないながらも結構優雅?にやっております.
さて今回は子供達の学校の話です. とにかく渡英前、渡英後とも一番の心配は子供達の学校のことでした. イギリスでは日本と違って、住む場所さえ決めればあとは自動的に近所の公立の学校へ、というわけにはいかないのです. そのため自分達で入れてくれる学校を探さなくてはいけない. で、現住所近くの評判の良さそうな小学校5校ほど「入れてください」のメールを書いたのですが、返事はどこも「定員いっぱいで無理です.waiting list に載せますか?」・・・・. 評判の悪い学校には入れたくないし、かといって人気校にはいつもwaiting listに長ーい列があるらしく、いつ入学の許可が下りるかわからない. 浜松では学校に行っていない外国人の子供達が問題になっているようですが、まさかウチの子たちの身に同じことがっ!? 絶望的な気持ちになりました.
そんな中、メールを出した小学校のうち一つだけ、校長先生から返事を頂きました. 「うちの学校も定員がいっぱいで入学は無理だけど、私にできることがないか相談に乗ってあげるから一度会いに来なさい」と. 早速一家四人、藁にもすがる思いで面談に挑みました. つたない英語で必死に入学先が見つからない状況を説明し、さらに「うちの子はこんなにいい子達です!」と(これまでにないほど)褒めまくりました. 校長先生が”しょうがないわねぇ”みたいに笑いながら「いいわよ、明日からいらっしゃい」というのを聞いたときには、校長先生が神様に見えましたーー!イギリスに来てこんなに嬉しかったことはありません.
後から知ったことですが、その学校は校長先生の方針で学習障害のある子供達やいろいろな事情で他の学校から入学を断られた子供達を積極的に受け入れて手厚いケアをしているそうです. うちの子たちもどうやらそちらの枠で入れてもらえたようです.イギリスでは日本に比べ校長先生の権限が強く、校長先生の方針により学校の運営の動かせる部分が大きいそうです.
イースター休み明けの4月下旬に入学して早2ヶ月、息子(6年生)も娘(4年生)もそれぞれに学校生活を楽しんでいる様子に一安心しております. まだまだ英語は口から出てきませんが、本人たちが言うには、先生や友達が言っていることはだいたい理解できる、とのこと. 若いって羨ましいです.
今回添付した写真は息子が9月から通う中学校です. まるでハリーポッター?素敵な校舎です. 今年9月から中学校に入学するための申し込みは私達が渡英する前にすでに締め切られていたので、中学校を決めるのはさらに大変でした. メールを出して断られて、また書いて・・・.しかし、こちらが必死だと「拾う神」が現れてくれるようです. 小学校の時と同じような経過で無事に決まりました!
来週はケント州にあるお城に行く予定なので、次回はその様子をお伝えできればと思います.
- 2009/06/26
- Good News




