タイトルのまんまだけど、私はベトナム語が話せるらしい。って話せないんだけどさ。
大きな誤解をされてしまったのだ…。
前に白さん達はとっても耳が悪くて、訛っている英語を聴くのが苦手だと言う話を書いたんだけど、白さん達は、見た目が似ていると似ている言葉を話すと思うらしいんだ。英語の元はラテン語、だから南アメリカ大陸チームやヨーロッパチームの皆さんと英語のクラスで一緒になると、上達の早さに驚かされるし。
文法一緒、使っているアルファベット一緒、発音だって似てるんだもん。
って発想かどうかは不明なんだけど、職場で良く「ガメメー、ベトナム語、話せるでしょ?通訳お願い!!」と言われることが多々ある。 ってね、ビルマだったり、タイだったりする時もあるんだけど、理由は見た目。 話せる訳ないし??何だけど、つい先日は、何語の通訳が必要か言われることなく、患者さんの前に連れて行かれたんだ。
私は日本語だって思ってたんで「どうなさいましたか?」と思いっきり日本語で患者さんにたずねて、顔を覗き込んで???。 日本人じゃないし??
私を呼んだ同僚に「何人よ?この人?」と聞くと「ベトナム人!!何しに来たのかも判らないのよ。 歯は虫歯だらけなんだけど、どの歯が痛いのかはっきりしないし。」だと。
そう、アジア人は我慢強い、でもって動作も大袈裟ではない。 だから白ちゃんは、「ああーそんなに痛くないんだ。」とか「ああー怒ってないんだ。」とか勝手に判断するし。
ボディランゲージ検定があったら間違いなく1級の自信のある私は、同じアジアンとしてベトナム人との言葉なき会話に着手することにした。 患者を救うのが医療関係者の使命だし!!ってDAなんだけどねタダのさ。
公立なんで一日一本の歯しか治せない。 どの歯が一番痛いのか?を指一本としかめっ面と痛みの音をズッキンズッキンとチクチクで表現してみた。
と患者さんは一本の歯を指差した。 レントゲンを診るともう既に救い様のない歯だったので
抜歯することに、それも動作と、ジージーキーンキーン、はNOでスッポンYESという擬音で説明。 患者さんは頷いた。
で「一番痛い歯がこれで、抜歯も判ったみたいだから。」と患者さんを後にした。
帰るとき、患者さんは握手をしに来てくれた…おかげでそれから、私はベトナム語も話せるという事になってしまったんだ。 何度否定しても、「いや、話せる。」と言われ続け、
まあ良いかとこっちが諦めたし。
英語は世界共通語だって思ってるから第一言語が英語ってことに胡坐をかいてるから、想像性が薄いんだと思うんだよね。 もうちょっと努力して欲しいし、第一言語が英語って事だけでもラッキーなんだからさ。 まあね、アジアン感情表現が薄いから読みづらいって言うのも有るんだろうけど…。 多民族国家なんだしラリアーー。
DAとして働き始めて早10ヶ月近く、まあ色々有るんだけど、アジアンの私には??な事が一杯さ。 麻酔の注射を打っている最中とか抜歯の最中に、近頃ようやっと「You are doing very well」って普通に言えるようになったんだけどさ。 何で大人相手にそんなこと言わないと行けないのさ??と思い続けてたんだけどさ。 感情表現豊かな白ちゃん、褒められる教育を受け続けてきた白ちゃんには励ましは必須らしい。 これがあるのとないのとじゃあ全然違うのだ。 ないとくじけちゃうのだ。 口を閉じようとするつわものまで出てきちゃうし。
文化の違いなのね…と思いつつ、まだどうしても言えない言葉が…。
歯の治療が終わった後、頑張った患者さんに、白ちゃんのDAは必ず
「Well done darling!!」と言うんだけど、歯の治療ごときで良い大人に向かってそんな事言っちゃあ逆に失礼でしょ? しかもダーリンなんて、あんた見も知らずのおっさんに言えねえよーとさ。
ベトナム語の話せるようになったらしいし。 ここは多民族国家ラリアだし。 素直に言うべきなんだろうけどねえ…ってどうよ?? まだ其処まで英語の世界に浸れないのよね…DNA思いっきりアジアンだからさ。 アジアンの患者さんはこれ言われるとこっぱずかしそうにしてるし…。 黄色が白に染まれる日って来るんだろうか?? マイケルジャクソンみたいなオカルトにはなりたくないんですけどーー。

写真はつるっぱげのvineyard,Settlers Riseというワイナリーっす。
ここのワインなかなかです。